(今日の記事は、ディーセントワーク責任者・岩本さんに書いて頂きました
)
喜林グループが進めてきた社会参加プロジェクト「IROMU(草木染クロス)」の制作が、なんと大手アパレルメーカーの「アーバンリサーチ」さんとコラボしました。アーバンリサーチの衣服を草木染で染めるお仕事をいただきました!
アーバンリサーチのプロジェクト「JAPAN MADE PROJECT」の一環として行われた期間限定イベント「SHARE THE LOCAL 飛越」の商品の一つとしての制作になります。JAPAN MADE PROJECTは「日本各地に住む人たちとともに地域の魅力を発信するプロジェクト」だそうです。
素敵なプロジェクトで、飛騨地方がフォーカスされ、喜林が関われることはとても嬉しく、ありがたい機会となりました。
SHARE THE LOCAL 飛越(記事):https://media.urban-research.jp/news/632962/

今回のプロジェクトでは、この2年半ほどIROMUの制作をしていただいているLocomoきりんのご利用者の方々に「先生」として活躍していただき、喜林グループの障害部門「ディーセントワークきりん」のご利用者様に制作を行っていただきました。
色は桜の木のピンク色、栗の木の茶色とグレー色と、3色展開です。IROMU制作とは違う生地で、なかなか思うように模様が出ず何度も染めを重ねて制作を行いました。
Locomoご利用者様は、慣れた手つきで「こうして染めるんだよ!」と先生として力を発揮していただきました。ディーセントワークのご利用者様は、初めての作業にわくわくドキドキです。「どんな風に染まるのかな」、「これが都会で売られるなんて!」とみんな目を輝かせながらの作業でした。

↑ 制作風景
↑ テラスで干しているところ
お正月、ディーセント責任者の岩本の出身地が大阪のため、帰省の際に店舗を見に行きました。
販売店は、「THE GOODLAND MARKET」という店舗。“いまのそれではなく、まだ見ぬそれを共創するマーケット”をコンセプトに、人、環境、社会に配慮したものづくりを進めている店舗です。販売員さんに伺ったところ、「グレーがとても格好よく、一番売れています!素敵な商品を作ってくださりありがとうございます。」とのこと。
おしゃれなコーディネートも教えていただきました。

THE GOODLAND MARKET:https://media.urban-research.jp/article/fashion/336949/
今回、IROMU制作で連携している木と暮らしの制作所さんとこの2年半ほど続けた取り組みが、大きく一歩進む企画になりました。
利用者様がやりがい・生きがいを持つために、福祉企業は何ができるのだろうか?と常に問い続け、今後も進んでいきたいと思います。
【名古屋でも展示販売があります!】
1月15日(水)~1月29日(水)
場所:URBAN RESEARCH Store タカシマヤ ゲートタワーモール店
ぜひお近くにお越しの際はお立ち寄りくださいませ(^^)